周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

2017-11-26から1日間の記事一覧

実際寺文書1

解題 戸河内の発坂城主栗栖喜太郎が禅門に入り、帰源と称し、造立したのが当寺である。 一号文書は義弘花押が周知のものと異なっており、与一野年貢帳その他と同一人の筆である点今後の研究をまちたい。四号文書の与一野は戸河内村内の地名に見られる。 この…

圓立寺文書10(完)

一〇 木次土佐守書状(折紙) 尚々御方様御進退、いまの様ニてうちにては成申間敷候条、来春早々御下候而、 御理被二仰上一、其上にて不二成相一候ハゝ、雲州へ御上候ても可レ然存候、 爰もとの理相かう御澄候へく候、いさい木太郎兵可レ有二御物語一候、以…

圓立寺文書9

九 富田康直書状(折紙) 尚々三十疋被レ懸二御意一候、本望之至に候、謹言、 (繁澤次郎兵衛尉) 御方様被仰上様、具ニ次兵様へ披二露仕之一候、御存分の様に御捻共御取候而、被レ 進レ之候、我等迄安堵此事に候、弥々御普請等被二仰付一候儀、尤に存候、何…