周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

2018-06-10から1日間の記事一覧

中世の最先端医療

【史料1】 応永二十三年(一四一六)九月二十二日条 (『看聞日記』1─65頁) (法安寺僧) 廿二日、晴、瘧病発日也、暁弘法大師御筆以下濯之呑、良明房令加持、然而又発了、 但聊軽分なり、 「書き下し文」 二十二日、晴る。瘧病発る日なり、暁に弘法大…

自殺の中世史 16 ─日本の古代12(自殺の理由と目的)─

【史料1】 「仁徳天皇即位前紀」『日本書紀』巻11 (『新編日本古典文学全集』3─27頁、小学館、1996) 太子曰「我知、不可奪兄王之志。豈久生之、煩天下乎。」乃自死焉。 「書き下し文」 太子の曰はく、「我、兄王の志を奪ふべからざることを知れ…

自殺の中世史 15 ─日本の古代11(殉死)─

「神功皇后摂政元年二月」『日本書紀』巻9 (『新編日本古典文学全集』2─440頁、小学館、1994) 適是時也、晝暗如夜、已經多日、時人曰、常夜行之也。皇后問紀直祖豐耳曰「是怪何由矣。」時有一老父曰「傳聞、如是怪謂阿豆那比之罪也。」問「何謂也…

自殺の中世史 14 ─日本の古代10(意味を与えられた自殺)─

【史料1】 「垂仁天皇九十年二月一日」『日本書紀』巻6 (『新編日本古典文学全集』2─335頁、小学館、1994) 九十年春二月庚子朔、天皇命田道間守、遣常世國、令求非時香菓。香菓、此云箇倶能未。今謂橘是也。 九十九年秋七月戊午朔、天皇崩於纏向…

芸藩通志所収田所文書6

六 平兼資解并外題 (外題) 「下 田所 [ ] 勧農使散位(花押)」 散位平兼資解 申請公廨給出入事 合壹町 除 (賀茂郡) 西条一丁 本免 請 武清村一丁 右、依例出入請文、以解、 (1183) 壽永二年七月 日 (散位平) [ ]兼資 「書き下し文」 (外題) …

芸藩通志所収田所文書5

五 安藝国司廳宣 廳宣 田所 (兄) 補任執事完部職事 散位藤原朝臣經兼 右人、爲二相傳譜代一之上、任二親父兼信之譲状一、補任如レ件、冝二承知一、依レ宣 用レ之、以宣、 (1122) 保安三年十二月九日 (爲忠) 大介兼皇后宮權大進藤原朝臣(花押) ○本文…