周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

2019-03-31から1日間の記事一覧

数珠が切れたんですけど… (The string of the Buddhist rosary snapped.)

永享八年(一四三六)二月二十四日条 (『図書寮叢刊 看聞日記』5─242頁) 廿四日、小雨降、(中略)次北野参、欲所作之処、念珠緒切了、是吉瑞云々、仏神之 前所作之時緒切事、所願成就之瑞云々、殊珍重也、(後略) 「書き下し文」 二十四日、小雨降る…

自殺の中世史2─4 〜非難されるが、不憫に思われる自殺〜

治承元年(1177)六月二日条 『愚昧記』中(大日本古記録、231頁) 二日、庚午、朝微雨、(中略) 西光被斬事 西光頸今暁斬了、於五条坊門朱雀切之云々、成親卿於川尻邊入水之由 云々、可彈指、可哀憐、世上事如何、可恐可歎、 「書き下し文」 二日、…

飯田米秋氏所蔵文書7

七 毛利輝元加冠状 加冠 元 (1568) 永禄十一年五月三日 輝元(花押) 渡邊源五郎殿 *書き下し文・解釈は省略しました。 「注釈」 「加冠状」─武士が元服して実名を名乗る場合、将軍、大名などから名乗りの一字を与 えられる際の文書(『日本国語大辞典』…

飯田米秋氏所蔵文書6

六 毛利隆元充行状 於二防州岩国一分銭八貫目、為二給地一遣置候、全可二知行一候、仍一行如レ件、 弘治三(1557) 九月十九日 隆元(花押) (雄) 渡邊源五郎殿 「書き下し文」 防州岩国に於いて分銭八貫目を、給地として遣はし置き候ふ、全く知行すべく候…

飯田米秋氏所蔵文書5

五 毛利元就同隆元連署感状(切紙) (安芸佐西郡) 去五日、於二神領明石一、陶衆与合戦之時、敵討取候、高名感悦候、殊先懸候て遂二 忠節一候、神妙之至候、連々可レ加二褒美一候、仍感状如レ件、 天文廿三(1554) 六月十一日 隆元(花押) 元就(花押) …