周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

広島県史 古代中世資料編Ⅳ

田所文書2 その1

二 沙弥某譲状 その1 (前闕) 「 神事勤仕頭人等⬜︎役事、 」 一宮二季〈二月十二月〉御祭鎭祭一夜⬜︎ 〈此物長〉進魚類酒二瓶等事、 清 八幡宮二季〈四月九月〉御祭役人別⬜︎人各送遣精進二種o酒一垂腹〈納三升〉 宛事、〈頭人交名神事参勤時依無其隠略之了…

田所文書1 その10

一 安藝国衙領注進状 その10 (東) 『⬜︎寺勸學院管領』 三田郷九町 被庄号之間、除今度文書了、 (半) 除不輸免五丁五反斗 崇道天皇免百八十歩 八幡宮御神楽免一丁五反 角振社御供田 有福 鎌倉寺免五反 倍従免二反 弘眞 公廨田三丁 久武一丁 助包一丁 貞…

田所文書1 その9

一 安藝国衙領注進状 その9 應輸田二丁七反 例代 (高宮郡) 佐々井村七丁二百卅歩 除不輸免(六丁五反) 六丁五反 即新宮免一丁 一宮免二丁七反 八月一日御供田一丁一反 山王社免一丁 御神楽免六反 惣社仁王講免一反 行西 瀧蔵寺免三反 弥冨 舞人免二反 有…

田所文書1 その8

一 安藝国衙領注進状 その8 角振社仁王講免三反 弥冨 今者今冨資遠 諸寺勘料田一丁小 弥冨 公廨田(三丁九反大四丁四反大) 四丁四反大 久武八反 弥冨四反大(割書)「今者今冨 資遠(ヵ)」 盛貞跡一丁 宗繼三反 信覺四反 生 (入广輸)(王一丸一丁)王一…

田所文書1 その7

一 安藝国衙領注進状 その7 静印五反 瀧宮免二丁 御神楽免一丁 仁王講免一丁 水分社免五反 八幡宮免三反 即福王寺免二反 感神院社免五反 國廳社造立免五反 信家 公廨田一丁二反 (孫三郎ヵ) 高清三反(佐西⬜︎⬜︎⬜︎) 貞重三反(右近[ ]) 兼重六反(割書…

田所文書1 その6

一 安藝国衙領注進状 その6 九 福永七反小 同 (半) 福久一反斗 同 行永(一丁九反) 二丁一反小 同 七 (同ヵ) 宮守⬜︎[ ⬜︎ 九 則末六反 同 千同三反三百歩 同 (半) 倉重(一丁二反斗) 四反 官米三斗代 (半) 別符(一丁六反) 一丁二反斗 三 (半)…

田所文書1 その5

一 安藝国衙領注進状 その5 崇道天皇免二百卅歩 一御社免四十二町 御供田二丁八反 福永七反 八月中朔幣田 松丸七反 九月中朔幣田 國正七反 十一月一日田 爲則七反 十一月中朔幣田 御洗米免一丁 倉光 元祝師 御鏡田一丁七反 愛淂内侍 戎社免三丁 竹林内侍 (…

田所文書1 その4

一 安藝国衙領注進状 その4 宗門四反 安遠四反 宗員三反 宗包四反 琴持二反 有福 清重一反小 代官免六反 助延三反 助光三反 税所勘料田一丁七反 (五反) 遠清官物勘料田⬜︎⬜︎ 清家納所勘料田八反 清遠雑物勘料田四反 『四』 公廨田五丁九反大 (朱筆抹消) …

田所文書1 その3

一 安藝国衙領注進状 その3 [ [ 有富三百歩 爲光一反大 友重三反小 近道一反大 有福七反六十歩 弥冨一反大 清重小 清末一反大 貞安一反小 爲員六十歩 近光大 往生院免一丁 八幡宮免四丁四反 (一反斗ヵ) 御供田二丁⬜︎⬜︎⬜︎ 久武一丁 宗門三反 重門一反 慶…

田所文書1 その2

一 安藝国衙領注進状 その2 助門一反小 人長免一丁 助俊 主典免四反 宗俊 (官) 代⬜︎免六段 (助) ⬜︎次三反 末弘三反 勅使税所勘料田一丁 員家 公廨田六丁七反六十歩 弥富一反六十歩 貞重一反 兼氏二丁 員家一丁 (利) [ ] ⬜︎兼[ 高宗五反 保員⬜︎反 …

田所文書1 その1

解題 田所氏は、本姓佐伯氏で平安時代後期から安芸国衙在庁官人として田所文書執行職を世襲した家である。一号文書は鎌倉中期ころの安芸国衙領の状態をしめしている。府中を中心とする郡・郷・村・名がいずれも並列的に記載され、おのおのの田積をあげ、応輸…

田中文書3(完)

三 小早川隆景書状寫 猶々一二ヶ条、次而なから此者申聞候、可レ有二分別一事干要ニ候、 其方數年之忠儀辛労之段、誠ニ無二比類一候、内々雖下無二忘却一候上、あまり心安 思候て、無二申聞儀一候、弥別而大小事及レ心長久可二相替一事干要ニ候、然間焼山 之…

田中文書2

二 豊臣氏奉行人連署書状(切紙) 従二 関白様之御使丹羽五平次殿歸朝候一、人數拾九人小荷駄壹疋さきゝゝ送之 儀、被レ入二御念一使夫ニ可レ有二御申付一候、五平次殿乗馬并小荷駄等之儀、 さきゝゝの城迄、御馳走肝要候、恐々謹言、 増田右衛門尉 二月二日…

田中文書1

解題 田中氏は長浜の神職をつとめる。本文書の伝来関係については明らかでない。 一 豊臣氏奉行連署書状(切紙) ◯以下三通ハ、東大影寫本ニヨル 其方御代官所此方ゟ、近年者以二金銀米一被二召置一候へ共、自今以後者公用にて、 百姓於レ被二取納一、可レ有…

西村治雄氏所蔵文書2(完)

二 安藝国佐西郡寺田村打渡坪付寫 神領寺田村之内 (割書)「打渡坪付」 おき田 田四反 米貳石五斗 惣兵衛 きしの下 田貳反 米壹石四斗 同 人 よこたけ (米) 田壹反小 ⬜︎九斗 同 人 にし (米) 田貳反 ⬜︎壹石六斗 同 人 同所 田貳反小 米壹石七斗 同 人 …

西村治雄氏所蔵文書1

解題 山県郡穴村(加計町)の地は古くは佐伯郡に属していた。この地の小田氏は源頼政の二男山県先生国政の後といい、国政は美濃国山県郡を経て、治承四年(一一八〇)安芸国豊田郡へ来住し、後に穴村へ移ったという。 西村氏は小田氏の女が嫁したことから親…

井上文書 その7(完)

一 五行祭文 その7 (衆生) (佛體) (具足) されハしゆしやうハもとよりふつたいなり、三しんおくそくせり、いかなる (悪霊) (悪) (悪魔)(悪)(邪魔)(外道) ゑ あくりやうあく鬼あくまあく神しやまけとうもそのたよりおへからす、仏神とも …

井上文書 その6

一 五行祭文 その6 (抑) (行) (木) (阿閦佛) (招提龍) そもゝゝかの五きやうのはしめもく神と申ハ、東方あしゆくふつしやうたいりう王と (現) (青)(色) (以) (春) (甲)(乙) (領) (火) けんし、あおきいろおもんて、はる三月き…

井上文書 その5

一 五行祭文 その5 (曰) (云) かるかゆへに、あるもんにいわく、ふもしよしやうしんそくせう大かくいとゆふ、 (凡夫) (悪口) (崇) (經論) しかりといへともほんふハあくかうしんちうニして仏神ヲあかめす、きやうろんお (信) (敬) (罪業)…

井上文書 その4

一 五行祭文 その4 (法華) (諸法) (法)(説) さうしてこのほつけニハしよほう十さうゆいう一しやうのほうときヲ、十如十さうに (善悪) せんあくふ二しやしやう一如おとき、あるいハこんし三かいかいせかう、五ちうしゆ (七) しやうしつせ五し二…

井上文書 その3

一 五行祭文 その3 (便品) (界) (法) 方へんほんに十かい十如ゑしやう三せんのほう門とき、けしやうゆうほんに十二いん (説) (示) ゑんおといて、ほうしよさいこんのむねおしめし給ふ、十かい十如といんハ、一ノに (地獄道) (餓鬼道) (畜生…

井上文書 その2

一 五行祭文 その2 (天開) (地固) (陰陽) (際) そもゝゝてんひらきちかたまりよりこのかた、いんようのきわからして五形となり、 (印) (智) (名付) (戒) それ五形いんハ木火土金水神なり、あるいハ五ち五佛となつけ、あるいハ五かい (情)…

井上文書 その1

解題 井上家は壬生(山県郡千代田町)の八幡宮の神職をつとめる家である。当家には五行祭文や荒平舞詞をはじめとする祭文類が多数蔵されている。奥書から中世に属することが明らかなものだけでも、延徳二年(一四九〇)から慶長二年(一五九七)まで十三点を…

香川文書(完)

解題 都志見(山県郡豊平町)の香川氏は、佐東郡八木(広島市佐東町)城主の香川氏と同族で、鎌倉権五郎景政を祖とする。経高が相模国香川庄をえてから香川を称するようになった。その後、承久の変における戦功によって、経景が八木村、義景が戸谷村を得、同…

実際寺文書4(完)

四 實際寺領與一野年貢帳寫 (表題) 「實際寺領与一野年貢帳」 實際寺領与一野年貢帳 上名 一所 参貫五百五十文目 名主道珎分 一々 貳貫七百五十文目 岡分 一々 五百五十文目 下垣内 一々 貳貫七百五十文目 大原道孝 一所 貳貫七百五十文目 中屋分 已上 一…

実際寺文書3

三 祖綱外四名連署寄進状 安藝国山縣郡大田郷戸河内村内実際寺領理地庵屋敷事 東 従二開山塔一佛殿之小庭ヲ限 南 横路ヲ至二西之谷一限 西 従二谷尾筋ヲ登一大峰尾ヲ至二瀧首一限 北 従二瀧首平ヲ下一至二開山塔一限 右付─二申塔頭所一之事、以二各評議一相─…

実際寺文書2

二 雪舟寄進状 藝陽無爲山實際寺之事、紀氏栗栖歸源禅門之開基也、 奉三勧─二請愛宕山勝軍地蔵 大薩埵之尊像一、爲二武運長久一門堅固一也、上与一野并屋敷、至二末代一被二寄進一 之者也、當寺佛法繁栄之状如レ件、 (1375) 永和元年九月十日 (葉ヵ) 東…

実際寺文書1

解題 戸河内の発坂城主栗栖喜太郎が禅門に入り、帰源と称し、造立したのが当寺である。 一号文書は義弘花押が周知のものと異なっており、与一野年貢帳その他と同一人の筆である点今後の研究をまちたい。四号文書の与一野は戸河内村内の地名に見られる。 この…

圓立寺文書10(完)

一〇 木次土佐守書状(折紙) 尚々御方様御進退、いまの様ニてうちにては成申間敷候条、来春早々御下候而、 御理被二仰上一、其上にて不二成相一候ハゝ、雲州へ御上候ても可レ然存候、 爰もとの理相かう御澄候へく候、いさい木太郎兵可レ有二御物語一候、以…

圓立寺文書9

九 富田康直書状(折紙) 尚々三十疋被レ懸二御意一候、本望之至に候、謹言、 (繁澤次郎兵衛尉) 御方様被仰上様、具ニ次兵様へ披二露仕之一候、御存分の様に御捻共御取候而、被レ 進レ之候、我等迄安堵此事に候、弥々御普請等被二仰付一候儀、尤に存候、何…