周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

楽音寺文書27

    二七 比丘尼浄蓮寄進田畠坪付

 

     (塔用)

 楽音寺たうゑうをまいらする

          田畠事

  合田一丁内

   福弘五反内 〈さゝハら三反」屋敷  二反〉

   うち田 二反

   一善  二反

   紙すきか垣内 一反

   福連畠

   番匠四郎跡畠横枕

 右坪付如件、

   (1291)

   正応四年〈辛卯〉二月十九日

            毗丘尼浄蓮(花押)

 

*書き下し文・解釈は省略。楽音寺三重塔建立費か修造費を賄うために、尼浄蓮が田畠を寄進したときの注文と考えられます。26号文書の関連文書か。