三七 毛利氏奉行人連署奉書(折紙)
以上
(楽) (寺)
覚音寺之儀、」百石被二付遣一候、」然者去務之儀惣」並以二御校量一可レ被レ」遣
旨候、為二御心得一候、」恐々謹言、
榎中太
卯月十六日 元吉(花押)
堅兵少
元慶(花押)
福式少
廣俊(花押)
(佐世元嘉)
佐石州まいる
○以上、二六号カラ三七号マデノ一二通ヲ一巻ニ収ム(第三巻)
「書き下し文」
以上
楽音寺の儀、百石付け遣はされ候ふ、然れば寺務の儀惣並に御校量を以て遣はさるべき旨に候ふ、御心得を為し候へ、恐々謹言、
「解釈」
楽音寺の件は、百石をご給付になります。したがって、寺務の件は、すべて推しはかってさせるべきであるということです。ご承知くださいませ。以上、謹んで申し上げます。
*解釈については、よくわかりませんでした。