周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

2019-01-27から1日間の記事一覧

神のお使い その2 ─北野天満宮とイタチ─ (Parivara of God Part2)

永享五年(1433)二月九日条 (『図書寮叢刊 看聞日記』4─145頁) 九日、晴、室町殿八幡社参、自今夕北野七ヶ日可有参籠云々、明後日一万句連歌御法 (二条持基) 楽也、執柄以下廿頭也、諸方連歌経営無他事云々、 (裏書) 「聞、室町殿八幡社参御…

ウツワの小さな小便坊主 (Monniken Pis)

永享四年(1432)五月二十四日条 (『図書寮叢刊 看聞日記』4─56頁) 廿四日、晴、聞、去廿日北野社僧七八人児一両人相伴、下京辺勧進くせ舞見物、面々 酔気之間、北山鹿苑寺未見之由申、帰路彼寺へ罷向、寺門ニ僧一人小便ス、児見之 (抛ヵ) 咲之間…

石井文書(石井英三氏所蔵)19

一九 安藝国賀茂郡寺家村石堂村篠村打渡坪付寫 一藝州賀茂郡〈寺家村・石堂村・篠村〉 御再檢打渡坪付 田数〈四町五反三畝廿歩米・米三拾壹石壹斗六升〉 畠数〈壹町三反九畝十歩・代貳貫七百三十八文目銭共ニ〉 屋敷七ヶ所〈壹反七畝廿歩・代壹貫三百八十六…

石井文書(石井英三氏所蔵)18

一八 安藝国高田郡中馬村打渡坪付寫 一藝州高田郡中馬村打渡坪付之事 田数貳町八反七畝廿歩 以上 畑三反七畝 代五百廿六文め銭四十一文 屋敷壹反三畝 代九百八拾文 并米三拾四石四斗四升三合 六月十四日 小方 太郎左衛門『在判』 三輪 (元徳) 加 賀 守『同…

石井文書(石井英三氏所蔵)17

一七 安藝国賀茂郡東西條篠村打渡坪付寫 『竪紙書付』 一藝州賀茂郡東西條佐々村領地打渡之坪付 田数壹町九反半 分米拾貳石九斗 畑数三反大 代方五百五十文 以上合田畑共ニ分米拾三石四斗五升 (1590) 天正十八 兒玉 二月十一日 弥左衛門 『在判』 内藤 (…

人名の備忘録

*単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 「将軍・御台院号」 等持院─足利尊氏 大休寺殿・錦小路殿─足利直義 宝篋院殿─足利義詮 鹿苑院殿─足利義満 勝鬘院─藤原慶子(義満室・義持母) 定心院─日野業…

井原著書5

井原今朝男『中世の国家と天皇・儀礼』校倉書房、2012 *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 第6章 室町戦国期における天皇権力の二面性 P213 本節ではまず、国政的統治権力を衰退させてい…

井原著書4

井原今朝男『中世の国家と天皇・儀礼』校倉書房、2012 *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 第4章 天皇と仏教 ─天皇儀礼における仏事と神事の相克 P131 前近代における天皇の宮中儀礼は、…

井原著書3

井原今朝男『中世の国家と天皇・儀礼』校倉書房、2012 *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 第2章 劇場国家論批判と日本中世史研究の現代的課題 P56 言い換えれば、現代社会をどう認識する…

井原著書2

井原今朝男『中世の国家と天皇・儀礼』校倉書房、2012 *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 序章 P12 現代国家や象徴天皇制の安定性が顕著にみえ、大衆民主主義が謳歌される姿の時代であれ…

井原著書1

井原今朝男『室町廷臣社会論』塙書房、2014 *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 序 13ページ 若い頃、故稲垣泰彦さんから書評の心得を教えられた。研究の到達点をなし、自分がもっとも尊敬…

北野天満宮

六道珍皇寺

八坂法観寺

左 右

清水寺

左 右