周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

極楽寺所蔵文書14

    一四 楽音寺領年貢算用状

 

 (前闕ヵ)

 「

 御佃一段ハ一石三斗[   ]舛延也 無吉書

 一斗三舛分口ハ   一斗一舛[  ] 〈一舛領家代官」八合公文方」二合上使分〉

 御給ハ   七舛延   無吉書

 一斗七舛分口ハ一斗四升上分 〈一舛三合地頭代」四合上使」一舛三合公文〉

    除河不残ハ下田也、

    除損残ハ得田也、

    除御給佃田算失残 官物田也、

    官物田年貢ハ所当米、

    立吉書残ハ 現米也、

 (後闕ヵ)

 

*書き下し文・解釈は省略します。

 

 「注釈」

「河不」

 ─「河成不作」の略か。「河成・川成」は、「洪水などによって流失・崩埋して耕作不能となった荒地。検注帳・散用状で除分とされ、年貢・公事は免除された」(『古文書古記録語辞典』)。