周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

2020-03-01から1ヶ月間の記事一覧

藤原良章著書

藤原良章『中世的思惟とその社会』(吉川弘文館、1997) *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 序章 中世の樹の上で P8 朝鮮半島においても、樹上とは単に葬場であったわけではなく、「四百年…

楽音寺文書53

五三 毛利輝元寄進状写 寄附状 一楽音寺山林境内 一町四反四畝 一寺領百石余 内北方之内寺内 四拾石余 甑社領 拾貳石余 山王社領 八石余 龍王社領 三石余 山崎領 七石余 二尊領 三石余 善入寺領 四石余 光台寺領 一石余 観音寺領 一石余 天福寺領 一石余 釜…

盛本昌広著書

盛本昌広『中近世の山野河海と資源管理』(岩田書院、2009年) *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 第1章 山野河海の資源維持 P80 山野河海という領域では様々な生産活動が行なわれたが、…

楽音寺文書52

五二 一宮修正会役人注文 (端裏書) 「一宮正月二日修正之次第」 定 (豊田郡沼田庄) 一宮正月二日御修正役人事 初夜導師 一人 平坂〈従僧一人」大懺悔一人〉 呪願師 一人 有羽 後夜導師 一人 学頭分従僧一人 三十二相 一人 円御堂 唄 円御堂 散花 一人 江…

堂舎と鳥居と参道と… その2(完)

広島県尾道市瀬戸田町瀬戸田「向上寺三重塔」 広島県尾道市向東町「岩屋荒神社」 東広島市河内町入野「竹林寺」 広島県三原市八幡町宮内「御調八幡宮」 岡山県美作市真神「長福寺三重塔」 広島県神石郡神石高原町油木「亀鶴山八幡神社」 山口県山口市大内氷…

周梨槃特の巨木コレクション その2(完)

京都市東山区粟田口「青蓮院門跡の楠」 広島県福山市新市町宮内「吉備津神社の大イチョウ」 広島県福山市駅家町服部永谷「服部八幡神社の大イチョウと椋の木」 広島県尾道市瀬戸田町御寺「光明寺のビャクシン」 尾道市向島町岩子島「阿弥陀寺のビャクシン」 …

楽音寺文書51

五一 小田景盛寄進状 (安芸豊田郡) 釜山之貳反之内壹反」六斗代反銭ふたへともニ」末代寄進申候、永代可レ有二知行一 候、其」方死去候者何之寺家江茂可レ有三」寄二進之一候、為二後年一如レ件、 (1586) 小田又三郎 天正拾四年〈丙戌〉貳月吉日 景盛(…

大乗院寺社雑事記研究

大乗院寺社雑事記研究会編『大乗院寺社雑事記研究』(和泉書院、2016年) *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 小林善帆「『経覚私要鈔』に見る淋汗とたて花」 P122 林間(淋汗)を焚く(…

楽音寺文書50

五〇 小早川隆景自筆書状 (持) 法寺院物語之儀、心静ニ」内儀被レ聞候而、分別候様ニ」頼入候、猶内蔵主可レ 申候、謹言、 正月廿七日 隆景(花押) (捻封ウハ書)(小田景盛) 「 又三郎殿 隆景」 「書き下し文」 法持院物語の儀、心静かに内儀を聞かれ…

楽音寺文書49

四九 頼源法印置文 (安芸豊田郡) 一就二新発意契約一、潤月御影供、為二反役其支度一、釜山」下六斗代段銭二重共、 米参拾貳俵御礼ニて、末代」法持院江寄進申候、反銭一重者何之新発意成共、 (小早川) (景盛) 契約」首尾号二 御影供銭一進之置候、彼…

楽音寺文書48

四八 小早川弘景自筆書状 御寺領夫丸侘事」之由承及候、然者」日からおもわ敷候ハね共、」ふと渡海御祈」念 奉レ期候、為二御布」施一免除申候也、雖下無二」御等閑一候上、弥御祈念」奉レ憑 候、連々」陣中より可レ申候、」暮之十日十日罷」出度候へ共、存…