周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧

三原城城壁文書16

一六 吉川仁保元棟書状(折紙) ]罷出之御事候之間、此段内々候、申頼存まいらせ候べく候、 以上、 ]事候、仍我等事、竹田殿御療治為可得御扶助、至三原ニ可罷上 之由、先日隆景様江致言上候之処、御懇被仰聞忝存候、近比乍御造作方角無案内之 御事ニ候之…

三原城城壁文書15

一五 毛利輝元書状(切紙) 萩酒到来候間、大樽壹進之候、御賞翫候者可為祝着候、恐々謹言、 右馬頭 六月廿八日 輝元(花押) (隆景) □□御宿所 「書き下し文」 萩酒到来し候ふ間、大樽一つ之を進らせ候ふ、御賞翫し候はば祝着たるべく候ふ、恐々謹言、 「…

とある解答例

2015年 北海道教育大 外国人留学生 子ども観は、第三者の科学的研究の結果を当てはめるのではなく、子どもと親しく交わる人によって発見される。大人としての考えに固着せず、子どもが行為を通して語ることに、素直に耳を傾けることが必要だ。また、子ど…

ブラックなパレード 〜中世儀礼の強制力〜

【史料1】 長禄二年(1458)七月二十五日条 (『大乗院寺社雑事記』1─440頁) 廿五日 一室町殿義─政 御拜賀、扈従公卿 (中略) (語) 一九条大納言殿御共三条実文朝臣、於殿中腹気子細在之、言悟道断次第、 先代未聞事云々、 「書き下し文」 一つ…

三原城城壁文書14

一四 宮某書状(切紙) (逗留) (普請) 返々たまゝゝ此かた御とうりうにて候ニ、そこもと御ふしん御くつろきも 候ハて、さなから申しまいらせ候事にて候、かしく、 (昨日) きのふより後御そううけ給候ハす候、もしゝゝとの[ ]にもしの御はし事も 候ハ…

三原城城壁文書13

一三 宮某書状 ]申こしまいらせ候、御心やすかるへく候、文うけとり申候、 (逗留) 心へまいらせ候、我々事いつれも二三日ハとうりう申、御さうなをゝゝ うけたまはり候へく候、かしく、 (輝元様) (吉田) けさ御返事ミまいらせ候、てるもとさま御くた…