周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

広島県史 古代中世資料編Ⅳ

東禅寺文書10

十 小早川興景申渡状 依二蟇沼寺一四分一之儀、度々蒙レ仰分特寄進状披見候、更以雖下不レ及二分別一 候上、貴僧之儀者、別而御辛労事候条、為二其賞一、向後者四百疋之内百疋合力 申候之間、三百疋御納専一候、弥祈念之儀可レ為二肝心一之状如レ件、 (1535…

東禅寺文書9

九 茂義打渡状 正月十三日御礼二月十二日到来、委細承候了、 抑梨子羽郷内乃力名公方御年貢等、御二寄進蟇沼寺一之由、先以目出存候、如二 此事一仏陀御寄進之上、公私御祈祷候之間、急速打渡候了、其子細定被二注進一候 欤、恐々謹言、 二月十七日 少尉茂義…

東禅寺文書8

八 小早川弘景寄進状 東禅寺御寺領段銭之事、権律師増威御一期之間、奉二為年始歳末之愛染供一 寄進者也、如レ此申定候上者、雖二公方之儀一不レ可レ有二違乱一候、然者子孫長久 奉レ憑二御祈祷一候也、恐々敬白、 寛正五(1464) 十二月十五日 弘景(花押)…

東禅寺文書7

七 僧頼信譲状并小早川弘景証判 譲与 (職) 梨子羽郷内南方楽音寺東禅寺并一宮学頭識事 右、於二彼両寺并一宮学頭識一者、依レ為二重代相伝之住持識一、相二副代々御判 (寄) 并寺家奇進之重書等一、所三譲二与弟子頼春一明鏡也、仍有レ限寺役等、任二先例…

東禅寺文書6

六 小早川仲義寄進状 (端裏書) 「竹原殿安芸四郎仲義寄進状号天[ ] 当寺院主頼真」 奉二寄進一 羽 安芸国沼田庄梨子○郷 東禅寺椎鐘免事 合田貳段者〈梨子羽郷南方太郎丸名内」坪者六郎丸垣内二段〉 右意趣者、奉二為天地長久 国土泰平一、永代奉二寄進一…

東禅寺文書5

五 小早川仲好安堵料足免状 (継) (堵) 安芸国沼田庄梨子羽郷南方内蟇沼寺院主職繾目安緒料足事 右、於二彼安堵料足一者、自二往古一雖レ令レ致二其沙汰一、依レ有二各別宿願一、 自二仲好代始一而至二子々孫々一、所レ令三停二止之一者也、不レ可レ有二…

東禅寺文書4

四 小早川仲義充行状 (端裏書) 「竹原殿仲義 御判」 充行 (院) 梨子羽郷南方内王子員主職事 右、蟇沼寺之為二末寺一之条、代々無二相違一之処、聊転変刻彼員主職雖レ被レ改、 如レ元本寺へ所レ被二返付一也、於二員主職一者、沼部僧令二領知一、有レ限寺…

東禅寺文書3

三 預所橘朝臣契状 (端裏書) (作) 「蟇沼寄進契約状 暦応三〈庚辰〉正十一 美作前司殿 上⬜︎分」 (安芸豊田郷) 契約 沼田庄梨子羽郷内蟇沼寺寄進事 右、捧二宝治二年之寄進状一、賢祐寂仏来善乃力寄進之事歎申間、任二彼状一令二 下知一畢、仍頼慶者出…

東禅寺文書2

二 預所橘朝臣寄進状 奉二寄進一 (豊田郡) 安芸国沼田庄梨子羽郷内蟇沼寺〈今者」号二東禅寺一〉修理料所寂仏来善乃力名事 右当寺者、為二十一面観世音尊像一霊験是新也、而炎上之後、久不レ終二土木功一之 旨、依レ被二聞食及一、且任二宝治二季寄進状之…

東禅寺文書1

【東禅寺文書】 解題 当寺は真言宗の古刹で、行基開基と伝えている。沼田庄内で、この寺と関係の深かった楽音寺や弁海神社の近くに所在している。旧名を蟇沼寺というが、暦応四年(1341)の沼田庄の預所橘朝臣寄進状に「蟇沼寺今者号東禅寺」と見えるか…

楽音寺文書60 その3(完)

六〇 安芸国沼田庄楽音寺略縁起写 その3 *『広島県史』の読点の打ち方を変更したところがあります。 天子下問曰賊徒之為レ似レ何也、対曰殆非二人倫一如二鬼神一已、帝曰夫如二鬼神一 則以二仏力一可レ闘也、卿再征補二前敗之咎一、倫実弥感二医王之霊験一…

楽音寺文書60 その2

六〇 安芸国沼田庄楽音寺略縁起写 その2 *『広島県史』の読点の打ち方を変更したところがあります。 純友此時據二備前州釜島城一、妨二往来之船一奪二運送之資一、倫実率二官軍一攻二 釜嶌一尽レ力闘戦賊勢熾盛官軍敗積、或打二落海底一或斬二倒船中一、倫…

楽音寺文書60 その1

六〇 安芸国沼田庄楽音寺略縁起写 その1 *『広島県史』の読点の打ち方を変更したところがあります。 安芸国沼田庄楽音寺縁起 歓喜山楽音寺奉二 朱雀帝詔一志度司〈藤原」倫実〉所レ建之精舎也、扇二毘首羯磨 〔絵〕 (平)(藤原)(云脱) 風一稽二文会之…

楽音寺文書59 その6(終)

五九 安芸国沼田庄楽音寺縁起絵巻写 その6 *送り仮名・返り点は、『県史』に記載されているものをそのまま記しています。ただし、大部分の旧字・異体字は常用漢字で記載しました。本文が長いので、6つのパーツに分けて紹介していきます。 この縁起の研究…

楽音寺文書59 その5

五九 安芸国沼田庄楽音寺縁起絵巻写 その5 *送り仮名・返り点は、『県史』に記載されているものをそのまま記しています。ただし、大部分の旧字・異体字は常用漢字で記載しました。本文が長いので、6つのパーツに分けて紹介していきます。 この縁起の研究…

楽音寺文書59 その4

五九 安芸国沼田庄楽音寺縁起絵巻写 その4 *送り仮名・返り点は、『県史』に記載されているものをそのまま記しています。ただし、大部分の旧字・異体字は常用漢字で記載しました。本文が長いので、6つのパーツに分けて紹介していきます。 この縁起の研究…

楽音寺文書59 その3

五九 安芸国沼田庄楽音寺縁起絵巻写 その3 *送り仮名・返り点は、『県史』に記載されているものをそのまま記しています。ただし、大部分の旧字・異体字は常用漢字で記載しました。本文が長いので、6つのパーツに分けて紹介していきます。 この縁起の研究…

楽音寺文書59 その2

五九 安芸国沼田庄楽音寺縁起絵巻写 その2 *送り仮名・返り点は、『県史』に記載されているものをそのまま記しています。ただし、大部分の旧字・異体字は常用漢字で記載しました。本文が長いので、6つのパーツに分けて紹介していきます。 この縁起の研究…

楽音寺文書59 その1

五九 安芸国沼田庄楽音寺縁起絵巻写 その1 *送り仮名・返り点は、『県史』に記載されているものをそのまま記しています。ただし、大部分の旧字・異体字は常用漢字で記載しました。本文が長いので、6つのパーツに分けて紹介していきます。 この縁起の研究…

楽音寺文書58

五八 比丘尼浄蓮自筆寄進添状 ◯東大影写本ニヨル (浄蓮) (花押) (楽音寺) (田) (畠) (寄進) (意趣) (塔) (造営) かくをんしへ、このたと、はたけとを、よせまいらす、いしうハたうの御さうゑい (塔) (浄地坊) (計) の御ためなり、た…

楽音寺文書57

五七 小早川隆景書状(切紙) 猶々在陣之儀候之間、万々憑存候、 若宮御造営之事申談之様候、然者頃可レ被二相初一之条、為二奉行一横見助右衛門尉 差出候、万端被二仰聞一、頓御造畢、可レ為二祝着一候、猶彼者可レ申候、恐々謹言、 卯月十九日 隆景(花押…

楽音寺文書56 その2

月のべ 安楽坊分 大坪 田一反 米一石一斗 助三郎 同所 同領 畠廿歩 代十四文 同 人 同所 月光坊分 寺田 田四畝 米三斗六舛 二郎兵へ 念仏田 勝実坊分一反壹畝十歩 目王丸 田壹反一畝十歩 米八斗四舛 弥 七 六名 畠壹町二反九畝 代貳貫五百八十文 孫 七 中屋…

楽音寺文書56 その1

五六 法持院領検地帳 丙 法持院領検地帳 申 法持院領検地野取帳之写 苗代か坪 まつゑ 田貳反八畝 米三石六斗八舛 壽 濟 手所 田中 田六畝廿歩 米八斗 十郎兵衛 同所 田三反五畝 米三石五斗 同 人 かわら免 おうか 田貳反三畝十歩 米三石五斗 宮 内 さやさき …

楽音寺文書55

五五 安芸国豊田郡梨子羽郷南方打渡状 芸州豊田郡沼田庄 〈梨子羽」南方」打渡〉 合 薬師油免 畠二反九畝 代五百九十五文 善哉坊 竹ノ下 畠壹反二畝 代百三十二文 弥 六 阿ふら免 畠一反四畝十歩 代三百五十七文 安楽坊 西ノかいち 安楽坊 屋敷二畝 代百四十…

楽音寺文書54

五四 毛利輝元定書写 一依三良融為二西方之首職一、与二宥文一有二雲泥一之由雖レ募二其旨一、前住祐聖 対二宥文一譲状明鏡上者、可レ為二楽音寺本願兼東方之首務一事勿論候、向後両門 之僧侶結二徒党一、不レ可レ企二私之申分一候事、 一楽音寺領之事、任二…

楽音寺文書53

五三 毛利輝元寄進状写 寄附状 一楽音寺山林境内 一町四反四畝 一寺領百石余 内北方之内寺内 四拾石余 甑社領 拾貳石余 山王社領 八石余 龍王社領 三石余 山崎領 七石余 二尊領 三石余 善入寺領 四石余 光台寺領 一石余 観音寺領 一石余 天福寺領 一石余 釜…

楽音寺文書52

五二 一宮修正会役人注文 (端裏書) 「一宮正月二日修正之次第」 定 (豊田郡沼田庄) 一宮正月二日御修正役人事 初夜導師 一人 平坂〈従僧一人」大懺悔一人〉 呪願師 一人 有羽 後夜導師 一人 学頭分従僧一人 三十二相 一人 円御堂 唄 円御堂 散花 一人 江…

楽音寺文書51

五一 小田景盛寄進状 (安芸豊田郡) 釜山之貳反之内壹反」六斗代反銭ふたへともニ」末代寄進申候、永代可レ有二知行一 候、其」方死去候者何之寺家江茂可レ有三」寄二進之一候、為二後年一如レ件、 (1586) 小田又三郎 天正拾四年〈丙戌〉貳月吉日 景盛(…

楽音寺文書50

五〇 小早川隆景自筆書状 (持) 法寺院物語之儀、心静ニ」内儀被レ聞候而、分別候様ニ」頼入候、猶内蔵主可レ 申候、謹言、 正月廿七日 隆景(花押) (捻封ウハ書)(小田景盛) 「 又三郎殿 隆景」 「書き下し文」 法持院物語の儀、心静かに内儀を聞かれ…

楽音寺文書49

四九 頼源法印置文 (安芸豊田郡) 一就二新発意契約一、潤月御影供、為二反役其支度一、釜山」下六斗代段銭二重共、 米参拾貳俵御礼ニて、末代」法持院江寄進申候、反銭一重者何之新発意成共、 (小早川) (景盛) 契約」首尾号二 御影供銭一進之置候、彼…