2016-07-01から1ヶ月間の記事一覧
永享十二年(1440)三月十二日条 (『建内記』3─54) 十二日、庚寅、天晴、夜雨、 (中略) 傳聞、六条宰相中将〈有定卿〉女、室町殿若君〈朝日養君也〉上﨟也、而於朝日宿所 与遁世者〈十七歳云々〉密通露顕之間、於上﨟者被流刑、至遁世者者被切首…
三二 伊豆房良慶重訴状案 ○本文書は三号文書ノ案文タルニヨツテ本文ヲ省略ス 三三 佐伯光眞同守眞連署和与状 (切断ニヨリ読メズ) [ ] いの田の事 合壹所者 (令ヵ) (徳) (親父) 右件名田者、故親父之時、雖下⬜︎限二永代一沽渡候上、去得政之時⬛︎⬛︎…
三一 見阿訴状 (端裏書) 「久嶋十郎入道訴状注進候事」 沙弥見阿謹言上 欲レ蒙下早任二訴陳旨一御成敗上、國重名内無下山代入道与二見阿一沙汰番上京都経 間、刀禰令二押領一条無二其謂一子細事、 件条於二國重名一依レ爲二少分一、安清・国貞・爲弘三名之…
永享元年(1429)八月四日条 (『建内記』2─91頁) 大原野神主成房今日参賀之処、大館上総入道称不見知追返了、先可申次事也、希代之 所行也、不便々々、 「書き下し文」 大原野神主成房今日参賀の処、大館上総入道見知らずと称して追い返し了んぬ、…
三〇 久島郷刀禰友重申状案 (端裏書) 「國重目安案文」 畏申上候、抑久嶋百姓爲弘与二同刀禰友重一相論申候名田訴陳状二問二答番御奉行所 令二進上一候處、彼状等令二紛失一之上者、以二本土代一可二書進上仕一候由、被二仰 下一候之間、如二本土代一書進…
二九 法橋圓俊奉書 久嶋郷住人西阿与二同郷百姓重清入道西願一相論國重名田八段事、西阿所レ進如二正 應三年五月八日御文一者、平次郎入道願蓮西阿ノ親父 宛二賜下地一之条分明也、 西願所レ進如二正應三年七月廿二日御書下一者、宛二賜作毛計一之由所レ見也…
二八 僧良慶屋敷田地売券 ようゝゝあるによりてうりわたしまいらする田やしきらの事 合 やしき一所 前ニまち三通 くわのきわら小 さこの口六十歩者 右件田地ハ、さうてんのしりやうたりといへとも、ようゝゝあるによつて、直銭貳貫 (實) 文ニ大進殿ニ、な…
二七 僧良慶屋敷田地売券 (売渡) (相傳) (私領屋敷) うりわたしまいらするさうてんのしりやうやしき田事 いゑのまへ三まち 合 くわのきわら小 さこの口六十歩 同やしき (良慶) 又迫口六十歩 これハ十五年毛加売候、同日(花押) (要用) (直銭) …
二六 國弘田畠譲状 合 ならはらか[ ]の田[ 右件の田畠ハ、こセへの國弘入道□くしの領所也、雖然◻︎安三郎[ ]なるによつ (わた) (全) (またけ) て、彼田畠おゆつり◻︎◻︎す所實也、またく他人のさ◻︎◻︎◻︎あるへからす、若このゆつり (り) ◻︎ほかに入…
二五 御代官沙汰人連署名田宛行状案 ]之名田之事 (しヵ) (ヵ) (懈怠) ]けまさ名の内きん二郎のもち[ ]所當のまゑ一人くゝしゝまゑけたいなく仕 (らヵ) 候へく候也、此上ハ[ ]とうより外ニ主とゆう物[ ]◻︎す候、何なる物 (由緒) (仍) ゆ…
正長元年(1428)十月二十五日条 (『建内記』1─260頁) 廿五日、 昨夢 祖神社壇之躰也、弥憑神助者也、毎日看経念誦如例、 今春予病氣之時分、阿弥陀三尊影向枕邊、(傍注)「其躰金色古佛之躰也、予所持之 称光院殿拝領之善光寺如来之寸法聊相似者…
二四 親俊久島郷公文名安堵状 下地 (安芸佐西郡) (良) (親ヵ)(入道ヵ) (進退) 久嶋郷内公文名◻︎事、奈◻︎原[ ]任二譲に一、子右馬次郎方心代す へき者也、於[ ]不レ可レ有二煩儀一、[ ]行状如レ件、 (1115) 永久三年未乙卯月七日 親俊(花…
二三 山里明所分坪付 山里明所分 久清名 一田一段半 米六斗五升 刀禰抱 田七段 三石四斗 刀禰三郎次郎 (マ丶) 田貳段太 一石貳斗 新太郎 田一段 四斗 三郎五郎 田一段 五斗五升 刀禰抱 田貳段 一石貳斗 五郎二郎 田一段 五斗五升 新太郎 田四段 一石三斗 …
二二 忠勝名田預ヶ状 久嶋内正家名之事、預ヶ被レ申候条、諸公役以下何篇無レ緩、可レ被レ遂二馳走一事専 要候、爲レ其一筆如レ此、謹言、 (花押ヵ) 八月十二日 忠勝[ ] 「書き下し文」 久嶋内正家名の事、預ヶ申され候ふ条、諸公役以下何篇も緩がせ無く…