周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

稲葉桂氏所蔵文書(完)

稲葉桂氏所蔵文書10(完)

十 小早川陽満弘景書状写 陽満書 文字分リ兼候ニ付、左之通り麁略写し置也、 (紙貳枚重) 弁海名主分之事、御申上候畢、和童様此処分リ不申 をハ御尋にて、可レ有二御 知行一候、若此内ゆわれ候て、ぬけくる合事と候ハヽ、そしらゆ事といたすりに被レ 分其…

稲葉桂氏所蔵文書9

九 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 下 安芸国沼田庄梨子羽郷 補任付上毛 弁海名主職事 見月 右彼職者、可二孫鶴丸相伝一之由、就レ令二言上一、無二左右一被二宛下一之処、見月 帯二母儀和与状并代々宛文等一歎申之間、如レ元所三補二任当職一也、有…

稲葉桂氏所蔵文書8

八 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 美作守殿御下文 宛行 沼田庄梨子羽郷弁海名主職事 源孫鶴丸 右以レ人補二任彼職一、有レ限年貢恒例御公事、任二先例一可レ致二沙汰一之状、 所レ仰如レ件、庄家宜承知敢勿二違失一、故以下、 (1338) 暦応元年九…

稲葉桂氏所蔵文書7

七 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 宛行 梨子羽郷弁海名事 源信成所 右件名田、任二前中司富小路民部権大輔入道下知状之旨一、如レ元令二進退領掌一、 於二有レ限御公事一者、無二懈怠一可レ被レ致二其沙汰一、仍下知如レ件、庄家宜承知 敢勿二違失…

稲葉桂氏所蔵文書6

六 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 宛行 梨子羽郷内羽坂門田 卅歩百姓職事 信成所 右以二彼仁一、補二任百姓職一処、有レ限於二所当御公事一者、任二先例一無二懈怠一 (マヽ) 可レ被レ致二其沙汰一之状、 (1334) 建武元年五月十二日 「書き下し…

稲葉桂氏所蔵文書5

五 某奉書写 コヽニカキハンアリ 弁海名三分二安堵事、御下文如レ此、依レ有二由緒一御下知之上者、縦雖レ有二 望申輩一、無二左右一不レ可レ有二御計一、可下令三存二知其旨一給上之由、被二仰下一 候也、恐々謹言、 十二月廿五日 □□奉 右衛門三郎殿 「書き…

稲葉桂氏所蔵文書4

四 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 下 梨子羽郷内弁海名主職三分二事 定補 源信賢 右以二彼人一、所三補二任件職一也、可レ令二重代相伝一、仍御公事以下、任二先例一 可レ致二其沙汰一、地下宜承知敢勿二違失一、故以下、 (1333) 元弘三年十二月…

稲葉桂氏所蔵文書3

三 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 町殿ノ御下文 下 梨子羽郷内弁海名主職事 源信賢 右以二彼人一、所三補二任名主職一也、有レ限年貢所当公事等、任二先例一可レ致二 其沙汰一、郷家宜承知敢以勿二違失一、故以下、 (1333) 正慶貳年後二月十二日 …

稲葉桂氏所蔵文書2

二 景経奉書写 信成申梨子羽郷弁海名間事、民部大夫奉書并七郎左衛門入道内々状如レ此、子細 (所ヵ) 見レ状候処、停二止違乱一、如レ元御安堵候て、可下令二下知一給上之旨仰レ候也、 仍執達如レ件、 (1321) (判) 元亨元年四月六日 景経在ー (マヽ) …

稲葉桂氏所蔵文書1

解題 鎌倉時代後期から室町時代にかけての弁海名に関する史料は約二十通あり、楽音寺・東禅寺・弁海神社・稲葉桂氏の各所蔵文書の中にみることができる。 本文書は十通あり、明治七年原本を県庁へ進達した時の写であるが、うち九通は鎌倉時代末期から南北朝…