周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

蟇沼寺文書(完)

蟇沼寺文書14(完)

十四 僧鏡賢譲状 (端裏書) 「楽音寺西方譲状 □□□僧鏡賢」 譲与 楽音寺西方寺務職三分二事 僧頼真所 右於二寺務職一者、依レ為二師資相承之職一、鏡賢令二伝領一地也、而間弟子頼真仁 三分二相二副手継文書等一所レ令二譲与一也、於二有レ限寺役等一者守二…

蟇沼寺文書13

十三 賢阿譲状 (前闕) 「 (弥ヵ) 一畠一所□二郎作 一畠一所ミや木野か作 一林一所〈アツし原」但半分宛〉 但公方之所当ニ宛也、又桑代拾貳文宛、 うとし 一中四郎屋敷畠 此所当者毎年上貳斗文料貳舛也 一林一所〈神の迫」半分宛〉 但両人寄合て別合て無…

蟇沼寺文書12

十二 楽音寺例時懺法并念仏番置文 (端裏書) 「楽音寺置文」 定 (安芸沼田庄) 楽音寺例時懺法并念仏番闕如置禁制帳〈文事〉 右守二結番之次第一、雖レ為二一時一日一、無二懈怠一可レ致二勤行一、例時懺法者 及二薬師経一、已後於二念仏番一者不レ可レ過…

蟇沼寺文書11

十一 金剛仏子尊範外五名連署置文并座主増恵証判 (前闕) 「 (座主増恵ノ裏花押アリ) 一如法経間事 自二河原観如方一買得田地三段号行本、為二尊範後生菩提一所レ令二寄進一也、経衆 与同心奉二寄合一、遂二検注納所一当如法経中時料仁可レ被レ用レ之、此…

蟇沼寺文書10

一〇 楽音寺院主良承申状 安芸国沼田庄梨子羽郷内楽音寺院主権律師良承謹言上 (職) 欲下早任二譜代相伝之旨一下中賜安堵之 令旨上当寺院務識兼懸木御前学頭職事 副進 一通 寺務職相伝系図 (藤原) 右当寺者 朱雀院御願所、天慶年中為二純友追討之勅願一、…

蟇沼寺文書9

九 源内覚右連署譲状并沙弥西道証判 (端裏書) (を) 「□とやさとのゝゆつりしやう」 ゆつりわたす元末名之事 合一反六十歩者むかい田なり 半卅歩後家分 但後家一期後さやくそ女 下人さやくそ女後家 半卅歩田ハをとやさとのにつくへき也、 をうとしの林後…

蟇沼寺文書8

八 某安堵状 梨子羽郷楽音寺免田内午所田地五段者、頼賢相伝由申レ之、然者早如レ元令二 安堵一、有レ限御年貢等可レ致二其沙汰一之状如レ件、 (1318) 文保貳年四月十日 (花押) 「書き下し文」 梨子羽郷楽音寺免田内午所田地五段は、頼賢相伝の由之を申…

蟇沼寺文書7

七 沙弥眞阿売券 (端裏書) 「□やしきのうりけん おきの五郎入道 正和三」 売渡屋敷之事 在壹所 四至〈限東万才家 南限大道」限西小路 限北大道〉 宛直銭五貫文者〈在四郎太郎売券案」是ノ通候」但正文ハ眞阿ニ留此、〉 右件於レ地者、相互ニ依レ有二用要一…

蟇沼寺文書6

六 一宮修正会勤行所作人注文 (1314) 正和三年五月十八日 一御宮正月御修正勤行所作人注文事 一初夜導師 一人 平坂寺付十十道一人 一呪願師 一人 〈有羽寺」又大長寺〉 一守護人 三人 江良 平坂 舜海 一後夜導師 一人 学頭付従僧一人 一三十二相頭一人 定…

蟇沼寺文書5

五 四郎太郎友氏嫡子孫六連署売券案 (端裏書) 「四郎太郎売券案」 「正文ハ眞阿ニ是留」 (売 渡) うりわたし候地の事 在壹所者 限東万才助家 限南大道 四至 限西小路 限北大道 宛直銭伍貫文 即時請取了、 (相 互) (沼田)(市) 右件の地ハあひたかい…

蟇沼寺文書4

四 楽音寺座列次第規式 (端裏書) 「楽音寺座烈次第」 六円覚房 五明道房 五戒円房 四蓮乗房 四定月房 三乗円房 三法泉房 二乗性房 二心浄房 一明了房 一和尚 北東 南東 北西 南西 一寂蓮房 一道円房 二境妙房 二法乗房 三境乗房 三寂法房 四乗光房 四明静…

蟇沼寺文書3

三 某仏供米等注文 (前闕) 「 僧膳料 白米五斗 清酒三斗五舛分 乃米七斗 濁酒三斗五舛分 乃米三斗五舛 一二季彼御仏供一日分白米一舛宛 白米一斗四舛 一六月十八日講米 乃米二斗 一毎日御仏供一月分三舛宛 白米三斗六舛 一八月十六日 八幡御祭料物 御供料 …

蟇沼寺文書2

二 僧頼賢仏供米等注文 (前闕) 「 一二月十一月鎮祭両度御散米乃米六舛 已上白米一石七斗分 乃米二石一斗二舛五合 乃米一石七斗七舛 已上乃米三石八斗九舛五合 残五石九斗九舛一合 一畠四反已六舛代 所当二斗四舛 交分一斗六舛八合 延四斗八合已燈油也 一…

蟇沼寺文書1

解題 蟇沼寺は東禅寺の旧称である。本文書は弘安五年(1282)から至徳元年(1384)までの十四通からなっているが、鎌倉時代末期から南北朝期にかけての蟇沼寺に関するものを主体とし、楽音寺に関するもの五通が加わっている。 本文書は東禅寺文書と…

東禅寺文書12

十二 賢阿譲状 譲与 梨子羽郷南方弁海名内田畠林屋敷并下人雑具等事 合 左衛門五郎 一所田四段 〈額坪大道ヨリ上」弥六作まて〉 一所田貳段 横田 一所田参段 羽坂地頭御門田五段内 上ノヨリ 一神田内自屋敷前助太郎作ノ上まて三とほり 但三分二定 一助太郎作…