周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

宗光寺文書(完)

宗光寺文書2(完)

三 小早川隆景自筆書状 寔ニ夕部は参申承候、本望候、御煩ニいよゝゝよく候て、しかるへく候、 此かけかう唯今調合候間、進之候、委細者外記可申候、かしく、 九月三日 隆景(花押) (捻封ウハ書) 「 御返事 申給候キ」 「書き下し文」 寔に夕部は参り申し…

宗光寺文書1

解題 天正五年(1577)、小早川隆景は実父母である毛利元就夫妻の年忌にあたり、沼田新高山城の南麓に雲門山匡真寺を建てたのが、当寺のおこりである。隆景は三原移城に際して現在地へ当寺を移させた。 福島氏が入部するや養山和尚が住職を仰せ付けられ…