2017-10-22 己斐文書14 広島県史 古代中世資料編Ⅳ 己斐文書(完) 一四 毛利隆元宛行状 (玖珂郡) 於二防州岩國一分錢七貫百目、爲二給地一遣置候、全可二知行一候、仍一行如レ件、 隆元(花押) 弘治三 九月十八日 ○宛名ヲ欠ク 「書き下し文」 防州岩国に於いて分銭七貫百目、給地として遣はし置き候ふ、全く知行すべく候ふ、仍て一行件のごとし、 隆元(花押) (1557) 弘治三 九月十八日 「解釈」 周防国岩国で分銭七貫百文の地を、給地として遣わしおきます。知行を全うするべきです。よって、充行状は以上のとおりです。