(端裏切封)
「 」
(小早川)
就御愁訴之儀、対隆景蒙仰、委細又申述候、然者先浮米遣置候処、為御礼御使者
畏悦之至候、猶御使江申候、恐々謹言、
十二月十六日 隆元(花押)
元就(花押)
(吉充)
村上新蔵人殿 御返報
「書き下し文」
御愁訴の儀に就き、隆景に対して仰せを蒙り、委細又申し述べ候ふ、然れば先づ浮米を遣はし置き候ふ処、御礼のため御使者畏悦の至りに候ふ、猶ほ御使へ申し候ふ、恐々謹言、
「解釈」
あなたの訴えについては、小早川隆景がこちらからの命令をお聞きしている。詳細については、さらに隆景が申し上げます。さて、まず貯蔵米を送りましたところ、お礼のご使者を送ってくださったことは恐悦至極です。さらにご使者へこちらからのお礼を申し上げます。以上、謹んで申し上げます。