十四 弁海名名主職知行注文
(端裏書)
「名主職之内」
三分二ノ公事足ハ失原殿給分助太郎分
弁海名内
三分一ノ公事足ハ九郎大夫持て候
御公事足之外ニ和気知行候之名主職内ぬけ候分
田一段〈御代管分とて」末松殿知行〉 畠一段〈名主のさたし候鳥銭桑代花
代」等の分とて失原殿知行〉
掃部分
屋敷一処兵庫殿跡 畠一処〈社前」失原殿知行〉
(郎)
畠一処〈いほりのさこ」失原殿知行分〉 田半末松□郎次郎屋職
味原 小林 (末松)
畠一段 田九十歩 林 林 道久知行
神迫
林 林権太郎か迫 十郎二郎知行候
畠一処〈文料分とて」道祐知行候〉
御公事足之外名主さた申候之分
(んヵ)
但これハ明徳四年御散田ニ被定候時お□われ申て候分にて候欤
料足二貫文領家公用 米九斗〈地頭年貢」失原殿給分〉
桑代花代鳥銭〈已上二百文」失原殿給分〉 麦二舛 大豆一舛文料
*書き下し文・解釈は省略します。
*割書とその改行は〈 」 〉で記載しています。