十八 弁海名内知行注文
弁海名内門田五反ハもとよりぬけ候、
一助太郎分田五段大
同人分 畠一段 屋敷一所 林〈屋奥」風呂奥〉
麻畠 以上失原殿御恩にて候、下地進候、
是ハ元道端持分内公事免ニて候、
一弥二郎作田一段半 畠一段半
一藤九郎作田一段六十歩 畠一段
九郎大夫
是ハ道光持分にて候、近年弥二郎藤九郎両人持分を一人ニあつけ候て、御公事仕候、
御代管方へ納候、
此田二段大より年貢失原殿方へ四斗さた申候、末松殿方へ三斗さた申候、道祐の
方へも一二舛さた申候哉、
畠二段半より麦四斗大豆二斗
失原殿へさた申候、門料とて[ ]道祐よりさた候由申候、
*書き下し文・解釈は省略します。
*割書とその改行は〈 」 〉で記載しています。