周梨槃特のブログ

いつまで経っても修行中

とある解答例

 2015年 埼玉県立大・保健医療福祉学部・前期

 

第2問 問題1

 2・5

 

問題2

表1によると、全13カ国のなかで日本の平均寿命は1位、社会保障給付費対GDPは7位、医療費対GDPは6位である。日本では、少子高齢化がさらに進むことが予想されているので、社会保障給付費や医療費のGDP比はより高まり、国家財政を圧迫することになるだろう。このような日本の状況と好対照であるのが、オーストラリアである。この国の平均寿命は全体の3位であるから、日本と同様に高齢化が進んでいるとわかる。だが、社会保障給付費や医療費のGDP比の順位は、それぞれ10位と9位と、日本よりも低いのである。日本はオーストラリアの政策を学び、早期に対応しなければ、社会保障費や医療費問題をますますこじらせることになるだろう。

(295字)

 

 

 2013年 埼玉県立大 前期

 

第1問 問題1

平成3年度から17年度までの15年間、名田庄地域における全死亡者は512人で、そのうち在宅死亡者は216人である。したがって、この地域の在宅死亡率は約42%となり、全国平均が12〜20%なので、それよりも2〜3倍高くなっている。また、死亡原因は老衰が半数を占めているが、悪性疾患で亡くなっている人も15%いる。

(143字)