周梨槃特のブログ

史料紹介という修行

極楽寺所蔵文書9

九 法持院領棟別納帳 (端裏書) 「癸卯」 〈癸卯〉棟別納帳之事 百文 矢蔵 百文 よこ 九郎ゑもん 百文 同 五郎ゑもん 百文 かうらす 百文 六名 九郎兵へ 百文 同 新ゑもん 百文 寺田 百文 亀田 百文 もりさき 百文 てん田物申 百文 新兵へ 百文 鍬迫 百文 …

極楽寺所蔵文書8

八 楽音寺領四分一寺僧分注文 寺領四分一 寺僧分 (文) 三百□ 定智坊 五百文 介坊 二百文 安楽坊 百五十文 善哉坊 三百文 勝実坊 百文 日輪坊 百文 月光坊 百八十文 円光坊 二百文 宮仕 二百文 一宮宮仕 二百文 祥宝料 三百文 智光坊 *書き下し文・解釈は…

恥の心理学 その3

M・ルイス『恥の心理学』(ミネルヴァ書房、1997年) *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 P194 第9章 自己の病理 それでは、心理的な障害に関してはどうだろうか。たしかに、環境の変化によっ…

恥の心理学 その2

M・ルイス『恥の心理学』(ミネルヴァ書房、1997年) *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 P140 第7章 感情への反応 恥とは小さな粒子のようなものである。残された痕跡、つまりそれがもたらし…

恥の心理学 その1

M・ルイス『恥の心理学』(ミネルヴァ書房、1997年) *単なる備忘録なので、閲覧・検索には適していません。 また、誤字・脱字の訂正もしていません。 第2章 情動生活 情動(emotion)は感情(feeling)か P15 まず、emotion、affect、feelingという言葉…

極楽寺所蔵文書7

七 楽音寺領四分一寺僧分請取状 (端裏書)(庚子歳ヵ) 「天文九年□□五月廿四日四分一の帳納所勝実坊」 (天文九) (帳) 〈庚子〉歳五月廿四日○請取張之事 四分一 貳百文 安楽坊 百文 日輪坊 二百文 月光坊 百九五十文 善哉坊 二百文 宰相殿 三百文 勝実…

極楽寺所蔵文書6

六 宥與書状 (端裏) 「一宮田付テ院主宥与」 就二田坂村牛王導師免之儀一、預二御状一候、彼免田之儀、従二往古一、依レ無二 為 竹原分其紛一、公役等事南方准據ニ仕候之処、可レ有二御進退一候由承候、驚入候、 縦 雖三○為二南方之内一、於レ可レ有二御存…

身心一如(しんじんいちにょ)

『正法眼蔵随聞記』三ノ二十一 (『日本古典文学全集27』小学館、1971年、408頁) また云はく、得道の事は、心を以て得るか、身を以て得るか。教家等にも、身心一如と云つて、身を以て得るとは云へども、なほ、「一如の故に」と云ふ。正しく、身の…

極楽寺所蔵文書5

五 法持院領臨時反銭請取日記 法 持 院 臨 時 反 銭 請 取 日 記 天文六年〈丁酉〉歳院主山口下之時臨時懸候事 (者) 一三分二方ゝ四貫六百七十六文歟 〈此内ニ貳百十文ハ春冬不足秋ハ百四十文歟」 月光坊此度斗被レ納候、〉 取次九郎右衛門 (者) 一三分…

極楽寺所蔵文書4

四 川井右衛門尉請取状 法持院四分壹 壹貫文先請取申候、 (1535) 川井右衛門尉 天文四〈乙未〉六月六日 □□(花押) *書き下し文・解釈は省略します。

極楽寺所蔵文書3

三 楽音寺領四分一寺僧分請取日記 御寺領分四分一請取日記 五百文 介坊 三百文 定安房 三百文 勝実坊 二百文 安楽坊 百文 日輪坊 二百文 月光坊 二百文 承仕免 二百文 番匠 百八十文 圓光坊 二百文 宮仕 二百文 木引谷 百五十文 善哉坊 住持宰相公 百五十文 …

極楽寺所蔵文書2

二 吽奝楽音寺領未進注文 (前闕ヵ) 「 一□上一反五十文 四十まへ (未進) 料足二くわん文 是ハ一同みしん 一吉書 六十文 百文 池迫 八十文 古屋敷 廿 百廿文 奥 百○文 江田 六十五文 胡广迫 七十八文 与一迫 (ハいヵ) (ハいヵ) 七十文 上くいひ 五十…

極楽寺所蔵文書1

解題 当寺は佐伯郡廿日市町にある真言宗の寺院である。本文書の内容は室町時代の楽音寺と法持院に関するものが中心である。法持院は中台院とともに楽音寺の両門主として寺務を司った。法持院は梨子羽郷南方に、中台院は同郷北方にあって、それぞれ九坊の子院…

蜂戦 ─「三日蜂」と「しし蜂」─

応永三十一年(1424)八月二十三日条 (『図書寮叢刊 看聞日記』3─55頁) 廿三日、晴、時正初日也、入風呂如例、抑今日御所棟上有しゝ蜂巣、三日蜂二卅 飛来、欲食蜂子、仍巣之廻しゝ蜂数千相集三日蜂と合戦、二時余噛合、死有疵 蜂数多、遂しゝ蜂負…

稲葉桂氏所蔵文書10(完)

十 小早川陽満弘景書状写 陽満書 文字分リ兼候ニ付、左之通り麁略写し置也、 (紙貳枚重) 弁海名主分之事、御申上候畢、和童様此処分リ不申 をハ御尋にて、可レ有二御 知行一候、若此内ゆわれ候て、ぬけくる合事と候ハヽ、そしらゆ事といたすりに被レ 分其…

稲葉桂氏所蔵文書9

九 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 下 安芸国沼田庄梨子羽郷 補任付上毛 弁海名主職事 見月 右彼職者、可二孫鶴丸相伝一之由、就レ令二言上一、無二左右一被二宛下一之処、見月 帯二母儀和与状并代々宛文等一歎申之間、如レ元所三補二任当職一也、有…

稲葉桂氏所蔵文書8

八 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 美作守殿御下文 宛行 沼田庄梨子羽郷弁海名主職事 源孫鶴丸 右以レ人補二任彼職一、有レ限年貢恒例御公事、任二先例一可レ致二沙汰一之状、 所レ仰如レ件、庄家宜承知敢勿二違失一、故以下、 (1338) 暦応元年九…

キレイ?な現象 その5(未完)

散歩コース 上?下? ハナニラ 毛利氏庭園 ウメ ボケ ツツジ ナルキッスス・ブルボコディウム リアリナ・マロッカナ マツバウンラン ヒメハギ アオサ? トウダイグサ ノヂシャ クリーピングタイム ハマエンドウ ツボスミレ イチリンソウ アケビ アリドオシ …

稲葉桂氏所蔵文書7

七 梨子羽郷預所下文写 コヽニカキハンアリ 宛行 梨子羽郷弁海名事 源信成所 右件名田、任二前中司富小路民部権大輔入道下知状之旨一、如レ元令二進退領掌一、 於二有レ限御公事一者、無二懈怠一可レ被レ致二其沙汰一、仍下知如レ件、庄家宜承知 敢勿二違失…

自殺の中世史3─15 〜刑罰としての切腹と代理自害 分析編〜

*今回の事件(史料1〜3)については、清水克行「室町殿の紛争解決法」(『室町社会の騒擾と秩序』吉川弘文館、2004、89〜91頁)、同「復讐の衝動」(『喧嘩両成敗の誕生』講談社選書メチエ、165・166頁)で検討されているので、詳細はそち…

自殺の中世史3─14 〜刑罰としての切腹と代理自害 史料編〜

【史料1】 応永三十一年(1424)三月十四日条 (『図書寮叢刊 看聞日記』3─24) 十四日、晴、 (中略) (満元) 〔招〕 抑後聞、今日前管領細河、屋形有喧嘩事、為節養赤松一党詔請有大飲、而安東 (義雅) ゝゝ〈公方近習、〉酔臥之処、赤松左馬助…

自殺の中世史3─13 〜殉死未遂〜

応永二十九年(1422)閏十月二十三日条 (『図書寮叢刊 看聞日記』2─237) 廿三日、晴、 (中略) (忠嗣) 抑聞、此間近衛前関白最愛妻室他界、不堪悲歎太閤欲切腹、人々刀奪取留之、 其後被切本鳥、不能取留、則被出家云々、頗狂気歟、雖悲歎如此…

自殺の中世史3─12 〜喧嘩と自殺 Part2〜

【史料1】 応永二十七年(1420)八月二十二日条 (『増補史料大成 康富記』1─113) 廿二日戊午 晴、 (中略) 後聞、今日於八幡御山櫻本坊、土岐宮内少輔ト同右馬頭ト及喧嘩、宮内少輔既 自害、右馬頭被疵云々、室町殿御参籠中之間、以外上下騒動云…

自殺の中世史3─11 〜親子不和の責任と自殺〜

応永二十五年(1418)六月十五日条『東院毎日雑々記』 (『大日本史料』第7編32冊、235頁、https://clioimg.hi.u-tokyo.ac.jp/viewer/view/idata/850/8500/02/0732/0235?m=all&s=0235) 十五日、〈甲午〉、(中略)高畠布袋五郎入道切腹死云々、与…

自殺の中世史3─10 〜経済苦は自殺の超歴史的原因か?〜

応永二十五年(一四一八)三月八日条(『図書寮叢刊 看聞日記』1─199) 八日、霽、(中略) (中院) 抑三条坊門大納言通守卿去月十日令二自害一、以二小刀一喉吭かき切云々、春日祭 上卿事被レ仰、難二治故障一之由申、猶現見被レ仰、窮困過法難レ叶之…

自殺の中世史3─9 〜喧嘩と自殺 Part1〜

応永二十年(1413)二月十四日条 (『満済准后日記』上─13) 十四日。〈甲子。」風雨。〉法楽連歌。戌末刻武衛禅門宿所ニ於テ若党喧嘩。一方 当座死去ナカミネ名字。一方ウソウ名字。於門前自害云々。 「書き下し文」 十四日、〈甲子、風雨、〉法楽連…

自殺の中世史3─8 〜井戸への身投げ〜

応永十九年(1412)四月四日条 (『山科家礼記』1─13) 四日、天陰、刑部次郎カ妻東洞院ノ井ニ入水ス、希代事也、 「書き下し文」 四日、天晴る、刑部次郎が妻東洞院の井に入水す、希代の事なり、 「解釈」 四日、晴れ。山科家の中間、刑部次郎の妻が…

自殺の中世史3─7 〜東寺の大湯屋と自殺勧告〜

応永十七年(1410)十二月二十八日条 『東寺廿一口供僧方評定引付』1─199(思文閣出版、2002) 十二月廿八日 教遍 宣弘 宗海 賢仲 紹清 杲暁 重賢 宗源 宏済 賢我 宗順 長賢 快寿 快玄 光演 (大輔) (中将) 一 重禅阿闍梨殺害并光淳阿闍梨自…

自殺の中世史3─6 〜僧侶の昇進と自殺未遂〜

応永十七年(1410)十一月十七日条『大乗院日記目録』一 (『大乗院寺社雑事記』十二、角川書店) 十七年 (中略) 十一月十七日、寺務良兼法印被切腹、極官事無勅許故云々、 「書き下し文」 十一月十七日、寺務良兼法印切腹せらる、極官の事勅許無き故…

堂舎と鳥居と参道と… その3(未完)

広島県福山市神辺町上御陵「御陵山の座禅岩」 山口県防府市牟礼坂本「阿弥陀寺の仁王門」 「阿弥陀寺の大銀杏」 防府市桑山「立木観音」 広島県庄原市西城町熊野「熊野神社の老杉と賽銭箱後ろの鳥の置物」 佐賀県神埼市「脊振神社下宮」と摂社「白蛇社」背後…